「犯罪被害者支援ひだまりの会 okinawa」の設立15周年を記念したシンポジウム(主催・同会、いのちのミュージアム)が10日、那覇市のパレット市民劇場であった。第2部のパネルディスカッションでは犯罪被害者や支援者6人が登壇し、被害者を孤立させない支援の必要性を訴えた。
(出典:沖縄タイムス 2022年8月11日 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1005989)
「犯罪被害者支援ひだまりの会 okinawa」の設立15周年を記念したシンポジウム(主催・同会、いのちのミュージアム)が10日、那覇市のパレット市民劇場であった。第2部のパネルディスカッションでは犯罪被害者や支援者6人が登壇し、被害者を孤立させない支援の必要性を訴えた。
(出典:沖縄タイムス 2022年8月11日 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1005989)
【沖縄タイムス】
県が提示した条例案は、内容面と策定過程で問題があり、他県と比べて支援内容が乏しい。
内容面では、自治体が具体的に取り組む内容が明記されていない。先進の三重、長野、広島、群馬などは、自治体が保健医療や加害者に対する賠償請求の支援をするなどの基本方針を記している。
具体的な支援案は制定後の審議会で検討するとのことだが、先進県のように条例の中で支援案の方針を明記すべきだ。大枠のルール規定がない現案だと、審議会での決定の比重が大きくなり、過度な委任立法につながりかねない。
条例案の策定の過程で、犯罪被害に遭った当事者の意見が反映されていないことも問題だ。被害者自身、もしくはその家族や支援団体などの関係者を検討委の委員に置き、被害者に寄り添う支援策を構築すべきだ。(弁護士)
【琉球新報】記者会見する沖縄弁護士会の畑知成会長(右)と河井耕治弁護士=27日、那覇市松尾の沖縄弁護士会館
LGBTなど性的少数者への理解増進を図る法案を巡り、自民党の国会議員から差別的な発言が相次いだことを受け、沖縄弁護士会(畑知成会長)は27日、「差別や偏見を助長するものと言わざるを得ないし、政権与党の国会議員による発言は影響力も軽視できない」として抗議する会長談話を出した。
法案を巡っては、簗和生衆院議員が「生物学上、種の保存に背く」などと発言したほか、山谷えり子参院議員の発言も問題となった。談話では2人の発言に抗議した上で「国会議員が改めて性の多様性を理解・尊重し、性的少数者の権利保障に積極的に取り組むことを要望する」とした。
那覇市内で記者会見した畑会長は「国会議員の無理解を露呈するような発言で、法案の必要性が明らかになった」と述べた。談話は同日付で菅義偉首相や上川陽子法相らに送付した。
◇ ◇ ◇
沖縄弁護士会は、LGBTQ無料電話法律相談を月2回実施している。パートナーシップや労働問題、性差別など性的少数者が抱えるさまざまな悩みに弁護士が回答する。第1火曜午後5~7時、第3金曜正午~午後2時、(電話)080(7986)3595。
日本の企業内弁護士の数は、既に1,800人を越え、所属企業・団体の大小を問わず、様々な職種・領域にその活動の幅を広げています。
もっとも、学部又は法科大学院の段階で企業内弁護士に接する機会は少なく、法科大学院生の皆さんに企業内弁護士の経験談等を聞いていただくことで、企業内弁護士を理解する一助としていただき、将来の就職・転職・仕事等に役立てていただきたいと考え、本セミナーを企画しました。
当日は、企業内弁護士として最前線で活躍している弁護士の生の声をお伝えします。お時間ある方は、是非、奮ってご参加ください。
「行政・企業における組織内弁護士 (inhouse lawyer)の活躍事例と、 多様なキャリアパスの在り方について」 ~法曹人材の更なる活用を目指して~ (中央省庁/地方自治体/ 企業(IT・金融・不動産)など)
【開催概要】 日時:2015年6月13日(土)14:00~16:00 場所:富国生命ビル14階・第4セミナールームA :(東京都千代田区内幸町2-2-2) 定員:200名(先着順) 備考:参加費無料 主催:政策分析ネットワーク 協力:新日本有限責任監査法人
【パネリスト/モデレーター(敬称略)】 〇国土交通省・航空局航空ネットワーク部 航空ネットワーク企画課・航空交渉室 課長補佐 金山藍子 ⇒大手法律事務所からキャリア官僚へ転身
〇流山市・総務部総務課 政策法務室長 帖佐直美 ⇒市の政策室長として
〇グーグル株式会社 公共政策カウンセル 矢野敏樹 元外務省経済局知的財産室課長補佐 ⇒公共政策の在り方を考える
〇岡本正・総合法律事務所 岡本 正 文部科学省・原子力損害賠償紛争解決センター 総括主任調査官 中央大学大学院公共政策研究科 客員教授 ⇒元内閣府行政刷新会議事務局 上席政策調査員
〇共栄火災海上保険株式会社 コンプライアンス部 法務グループ 課長 藤本和也 ⇒人材育成やコンプライアンスの柱として <公職> 日本組織内弁護士協会 理事 日本弁護士連合会 組織内弁護士WG委員
〇野村不動産株式会社 住宅事業本部 業務部 文書法務課 課長 河井耕治 ⇒弁護士職員の組織内での躍進について <公職> 長崎県弁護士会常議員 日弁連・合会弁護士制度改革推進本部委員
<全体進行係> 〇政策分析ネットワーク事務局長 田幸大輔
【開催趣旨】 中央省庁・自治体や民間企業において、 「組織内弁護士(インハウスローヤー)」の 存在感が大きくなってきた。民間企業では 既に1200名が勤務している。また、現在、 中央官庁に常時100名以上の法曹有資格者 がおり、地方自治体でも既に70名を超えて いるなど、その活動フィールドを広げている。 法曹有資格者としてのキャリアを、組織の 利益のために活かしつつ、高い倫理観を持って 社会にも貢献する「インハウスローヤー」 の実態に迫り、組織や地域の政策分野への 貢献可能性を討論する。
1,プロローグ
2,入園まで
3,大きな変化が
4,親の気持ちに対する配慮
5,青少年事件と親子関係
1,プロローグ
昨年三月、故あって二歳の娘と二人、父子家庭になりました。それまでも、娘は父親に非常によく懐いていたようなところもあり、仕事に娘を連れていくことはありました。事務所の打ち合わせは言うに及ばず、弁論準備、調停、日弁連や九弁連の委員会、ボランティア団体の養成講座・・・証人尋問以外のほとんどありとあらゆる弁護士の仕事の現場に顔を出したことのある1~2歳児でした。どこに連れて行っても非常におとなしい「良い子ですねえ」と言われる子どもでした。
2,入園まで
それが、ある日降って湧いたように母親がいなくなりました。当初は父親の仕事場に連れていく毎日でしたが、そうそういつまでもこれを続けていくのもかわいそうと思って心理職の知人に話したところ、「大人の顔色ばかりうかがうような子供に育ってしまうのはよくないかも」と助言されました。それで勇気を奮って市役所の保育課を訪ねたところ、事務所の近くのキリスト教系の保育園で一時保育を受け入れるところがあるとのこと。早速紹介してもらい娘を連れていってみました。父子ともに疲れ切っていたのを察してか、園長以下先生方はとても暖かく父子をうけいれてくださり、翌日から一歳児クラスのすみれ組に通うことになりました。これが、三月の、もう下旬になってのことでした。4月からの通園についても、当初は公立の保育園に入れていただく予定にしていたところ、一時保育でお世話になっている園の主任から話があり、一週間でまた保育園が変わってしまうのでは子供さんが慣れるのに大変かもしれないので、うちの保育園に通うようになさってはどうですか、とのことでした。実は、このキリスト教系の保育園は、なぜか市内でも非常に評判がよく、待機児童のリストがいちばん長いことで有名なのを知っていたので、私としては近くの別の私立の保育園を申請していたのでした。
一方で少子化だ、保育園の統廃合だという話が相次ぐ中で、待機児童の数は減るどころか増え続け、どの保育園も定員オーバー。何だか不思議な感じはしますが、父子家庭生活の第一関門、保育園への入所は四月からの正式入園を急きょ決定していただくことで何とかクリアーしたのでした。
3,大きな変化が
保育園に通うようになり、四月からは晴れて二歳児クラスへ進級した娘。四月生まれなので早速お誕生会も催してもらい、そうこうしているうちに仲良しのお友達もできた様子。仲良しのお友達は「りんりん」と「さおちゃん」。気が付いたらりんりんは実は私の友人の娘で、さおちゃんは私の友人の娘さんと同じ名前(これはどうでもいいことか)でした。保育園に通うようになって、びっくりしたのは、なんだか自己主張がはっきりしてきたことでした。それも、大人だけに囲まれた生活の中で、大人の顔色ばかりうかがう生活をしてきたのだから、いい方向に変化があったことは、とてもありがたいことで、いくら感謝しても感謝しきれません。
4,親の気持ちに対する配慮
さて、以前長男と次男の時に体験した市立の保育園は、なんだかんだといろいろと親に対する要求水準が非常に高くて、それは大変だったという思い出ばかりでした。今回は、そんな事も十分あるぞ~と覚悟して臨んだわけですが、あに計らんや、これがまったく逆なのです。「すみません、お昼寝のお布団カバーの準備、期限のあさってまでにできそうにないのですが、どうしましょう?」と聞いたら、「お父さん、大変でしょうから、いいですよ~園の予備を使っておきますから~」とか、帽子とか、あれこれ忘れ物をしても「じゃあ、マルホ帽子(保育園の保の字のマーク入りの帽子)かぶろうね~」とか。ちっとも怒られません。これはいったい何?
今思えば、このお父さん、かなり疲れていてやばい、あまりプレッシャーを与えないように、と園長や主任から指示が飛んでいたのでしょう。
子供の気持ちをちゃんと把握して適切に対処してくれるだけでなく、親の心理的な状況まで把握して対処してくださるなんて、素晴らしい園で、人気があつまるのもうなずけるなあと深く深く実感しました。
秋には親子遠足。仲良しのさおちゃんと同じ班で、手をつないで動物園を歩きました。サツマイモ堀りもとても楽しみにしていたようで、後々まで、「さおちゃんとおててつないであるいたよね~」「おいもほりいったもんね~」「またおとうさんといもほりにいこうね~」と繰り返し繰り返し。お気に入りの絵本もいろいろあり、お絵かきもあっという間にじょうずになりました。今年の四月に三歳児クラスに進級して、やんちゃぶりもますますパワーアップ。運動系は、いつも駆けっこでビリだった父に非常によく似てしまったようですが、歌を覚えるのは誰よりも早いとか。ま、その調子で元気に育って欲しいと望んでやみません。
この園のご縁で、障害児を抱える家庭の育児支援をしている民間団体とのつながりもできるなど、別の貴重な出会いにも恵まれました。感謝に堪えません。
5,青少年事件と親子関係
長崎県では、昨今、青少年による重大事件が相次ぎ、私も弁護士として被害者支援にかかわるなどの経験をさせていただきました。これらの少年事件でも若年の成人による刑事事件でも、幼少期の親との愛情・愛着関係の形成不全が大きく影響していると指摘されることが多い状況です。長崎県弁護士会でも、児童虐待問題の研修会を開いたりと子供の福祉にかかわる弁護士の仕事がこれからの課題となってきております。このような中、もっと身近な、娘の通う保育園でこのような温かい対応をしてもらったことは、まずは父子家庭を生きていくための大きな力になりました。弁護士として、のみならず、一市民として、子供の問題、親子の問題にきちんと向き合っていくことが何よりの恩返しだと思っております。
(出典:「自由と正義」日本弁護士連合会:2006年11月号32ページ)
新涼の候 ますますご清栄の事とお喜び申しあげます。
さて、今回の二十日会の講師は、弁護士の河井耕治先生にお願いしました。先生は長崎市桶屋町で法律事務所を開いておられますが,今回は現在社会問題となっております『犯罪被害者の実情』についての卓話をいただくことに致しました。
被害者を泣き寝入りに終わらせない為の活動を続けておられます。
ご友人をお誘いあわせの上、ご出席願います。
記
◎ 日 時 平成16年9月21日(火)18:30~20:30
○ 会 場 長崎グランドホテル
○ 講 師 河井耕治法律事務所 所長
弁護士 河 井 耕 治 氏
○ テーマ 犯罪被害者の実情と支援
○ 会 費 3,000円
〔追伸〕本来は、8月20日に開催予定でしたが、オリンピックと
重なった為に9月21日に延期しました。
社団法人 瓊林会 長崎支部
支部長 藤 善 亘
(℡.821-4567)
以 上
(出典:https://www.keirinkai.or.jp/news_act/index.php?kensuu=361)